不整脈

生活習慣病の1つである不整脈。不整脈を知ることで、心筋梗塞の早期発見につながることをご存じですか?

ここでは、不整脈の原因と症状から、心筋梗塞との密接な関係から実践できる予防策まで、余すことなく解説しています。

不整脈とは?

不整脈とは、脈拍に異常をきたすことです。脈のリズムが早すぎても、遅すぎても、あるいは不規則でも、不整脈と呼ばれます。

脈は心筋に微弱な電気が与えられることで働いています。不整脈が起こるのは、電気に異常が起きて、心筋にうまく伝わらなくなってしまうからです。電気に異常が起きる原因は、いくつか考えられます。

  • 先天性の心疾患
  • 加齢
  • 睡眠不足
  • ストレス
  • 甲状腺の異常

「体質」や「加齢」による発症が多いですが、若い人でも不整脈になる可能性は十分にあります。心臓への負担となる原因は、日常生活で誰もが抱える問題の中に潜んでいるのです。

たとえば、高カロリーな食事。心臓へ負担をかける肥満につながるので注意が必要です。

また、喫煙やストレスは交感神経が活発になり、血圧が上がります。高血圧になると、圧力に耐えるために血管壁が太くなって動脈硬化になり、ひいては血管を塞いでしまうため、心臓に血液が行き届かなくなってしまうのです。

不整脈が心筋梗塞のリスクを高める理由

では、次に症状をチェックしていきましょう。不整脈の症状は、大きく分けると以下の3つです。

  • 頻脈による動悸やめまい
  • 徐脈による運動能力低下と息切れ
  • 心房細動による胸部違和感や胸痛

3つ目の症状「心房細動」は、心房が興奮状態になって心臓のリズムが不規則になり、血流が滞ってしまうことです。心房の中に血栓ができやすくなるため、心筋梗塞の原因にもなります。

つまり、不整脈の症状である動悸やめまい、運動能力の低下、息切れ、胸部違和感や胸痛は、心筋梗塞の初期症状なのです。不整脈の症状を知っていれば、早い段階で心筋梗塞に気付く可能性がぐんと上がります。

不整脈を改善していけば、不整脈から引き起こされる心筋梗塞の予防も可能なので、ぜひ覚えておきましょう。

心筋梗塞を詳しく知りたい方はコチラ>>

不整脈を予防するには?

不整脈の予防策は、意識すればすぐに始められるものばかりです。

  • 禁煙
  • 食生活改善(塩分、糖分、脂質の摂取を抑える)
  • 無理のない運動
  • 睡眠時間の確保
  • ストレスをためない、発散する

ストレスの発散方法は、ストレッチをおすすめします。筋肉が硬直していると疲労を感じ、ストレスになるため、意識して筋肉をほぐしましょう。マッサージをしたり、ゆっくりお風呂に浸かったりするのもいいですね。

一時的な不整脈は、さほど心配する必要がありません。誰にでも起こりうる症状で、不整脈だと気付かずにいる方も多いです。

しかし、不整脈の原因や症状を知っておくことで、重篤な状態になる前に手を打つことができます。ご自身の生活習慣を見直し、危険につながる要素を普段から減らしていくことが重要です。

「あれ?もしかして…」と不安を感じた時は、すぐに適切な診察と治療を受け、初期段階で病を回避できるよう心がけましょう。

不整脈が関連する血管病の情報をチェック>>