狭心症

狭心症は、心臓病の中でも特に発症が多い病気。しかし。実際どんな病気なのか、原因や症状について知らない方が多いのが現状です。

狭心症について知っていれば、命に関わる心筋梗塞の予防もできます。原因とメカニズム、症状についてまとめたこのページをぜひチェックしてください。

狭心症とは?

狭心症とは、酸素や栄養を運ぶ通り道である血管が、何らかの原因で狭くなり、心臓が一時的な虚血状態になる状態のことです。

  • 動脈硬化
  • 疲労による心筋への負荷
  • 自律神経や神経伝達物質の異常

心臓に栄養素を届けるための血管である「冠動脈」が、動脈硬化による血栓が原因で狭くなって発症する例が多いです。また、激しい運動による心臓への負荷が虚血を引き起こすケースや、ストレスが原因で動脈が痙攣し、引き起こすケースもあります。

狭心症が心筋梗塞のリスクを高める理由

狭心症は、血栓によって冠動脈が狭くなり、心臓が虚血状態になる病気。心筋梗塞は、冠動脈が血栓によって塞がり、血流が完全に途絶え、心筋が壊死する病気です。

つまり、心筋梗塞が起こる前に、狭心症の症状が現れます。狭心症の症状と予防法をしっかりチェックしておけば、心筋梗塞を発症するリスクを減らせるのです。

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狭心症の症状とは

では、次に症状をチェックしていきましょう。狭心症に多く見られる症状は次の5つです。

  • 胸部の痛み
  • 左肩や背中のだるさ
  • 息苦しさ
  • 嚥下しづらい
  • 激しいめまい

狭心症は心臓の救急信号。虚血状態になると、胸部の痛みが現れます。痛みの差はそれぞれで、締めつけ感や圧迫感のある痛みを感じる人や、中には痛みに気づかない人もいます。

体の左側にだるさや痛みを感じる場合も要注意。特に、左肩や左胸に違和感があった時は注意しましょう。痛みの原因とは別の部位が痛むことを「関連痛」といい、心臓が原因の関連痛は、左肩や胸、首、顎、腹部に感じることが多いのが特徴です。虚血の状態によっては、身体の広範囲に痛みやだるさを感じる場合もあります。

激しいめまいや息苦しさ、嚥下しづらいと感じた場合も、狭心症の疑いがあると考えられます。ただの貧血だと自己判断せず、必ず病院を受診してください。

狭心症と心筋梗塞の予防策

狭心症や心筋梗塞は、動脈硬化から引き起こされます。生活習慣を改善し、動脈硬化を防ぐよう心がけましょう。

こまめに水分補給をする

脱水状態になると血液がドロドロになってしまうので、水分補給はこまめにしましょう。持病をお持ちの方は、水分摂取の適量を、きちんと医師に相談して行ってください。

塩分や脂質を抑えた食事をとる

塩分と脂質を避けるために、魚や野菜中心の食事をとりましょう。

ストレスを回避する

ストレスを回避することも予防策の1つになるため、溜め込まないよう、ご自身に合ったストレス発散方法を見つけてください。

身体からのサインを見逃さないことが早期発見に繋がる

狭心症は誰にでも起こりうる病気です。しかし、過度に恐れる必要はありません。普段からしっかりと予防策を実行し、症状に気づいた段階で素早く検査すれば、初期段階で防げます。

「自分は大丈夫だから」と侮って身体からのサインを見逃さないよう、日頃から意識して症状をチェックしましょう。心がけ次第で、命に関わる「心筋梗塞」を回避できる確率はぐっと上がります。

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