男性/40代後半

心筋梗塞は高齢者のかかる病気ではなく、誰もがなり得る死亡率の高い病気です。さらに、タバコの吸い過ぎ、食生活の乱れなどの危険因子によって、リスクが格段に上がることも。ここでは、タバコが原因で、心筋梗塞と急性心不全を併発した、40代男性の体験談を紹介します。

実際に発症した男性(40代後半)の体験談

【推測できる要因】

タバコの吸いすぎ

偏った食生活

健康診断結果を無視していたこと

当時の私は、仕事が忙しくてストレスを抱えていたこともあり、極度のヘビースモーカーでした。一日2箱以上、本数にして50本ほど吸う日もあったくらいです。30年近く吸ってきたタバコは、私にとって欠かせないものでした。また、揚げ物菓子パンなどの大好物を毎日食べていました。

年に1度ある健康診断では「メタボ」「体質改善の必要あり」と出ていましたが、健康に興味がわかずにスルー。大きな病気になったことはなく、入院経験すらなかったので、体だけは丈夫だと思い込んでいました。それがまさか、急にあんな事態になるなんて…。

自宅で遅めの昼食をとった後、食道と胃のつなぎ目あたりを急に「ギューーッ」と、わしづかみにされているような感覚になったのです。痛みというよりも、気持ち悪い感じ。次第に尋常ではない量の冷や汗も出てきましたが、体の節々や筋肉が痛くなったことで「ただのインフルエンザだろう」と軽く考えていました。

症状が出てから3日目、ようやく妻の勧めで病院に。検査の結果「心筋梗塞の疑いがあるので、今から救急車で専門の病院に向かいます」とのこと。正直なところ「え?本当に?」と耳を疑いました。

救急救命室に着いてからは、あれよあれよと事が進み、医師から急性心筋梗塞で、緊急手術をしなければ一刻を争う事態であり、足の付け根にある大腿動脈から、心臓まで管を通す手術を行なう、との説明が。手術自体は、局部麻酔のおかげで痛むことなく終わりましたが、尿道に挿されたカテーテルだけは、慣れなくて、ちょっと気持ち悪さがありました。

ほっとしたのもつかの間です。本当に大変なのはここからでした。なんと入院2日目に、医師から「急性心不全の併発」を告げられたのです。心臓の動きが安定していないため、ペースメーカーの装着が決まり、またしても手術をすることになりました。

手術事態は何の問題もなく終わりましたが、体力的にはもうボロボロ。身体には、様々な器具や装置がつけられ、身動きのとれない、苦しい日々が続きました。

その後、10日間の入院生活を経て、無事退院に。しかし、退院したからといって、元の生活に戻れるわけではありません。自宅に帰ってからも、適度な運動やカロリー制限、食事指導に塩分コントロールなど、心臓への負担を考える日々。大好きなタバコも、当然吸えなくなりました。

今回のことで、自分の不摂生さを、嫌というほど思い知りましたね。今だから気づけることですが、健康診断でも「メタボ」や「体質改善要」と判定されたり、それなりに警告は出ていたなと。真面目に取り組んでいれば、こんな怖い経験せずに済んだかもしれません。

私の場合、比較的危険度の低い、右冠動脈で発症しましたが、搬送された時すでに、危険度の高い左冠動脈にも狭窄があらわれていたそうです。心臓の4~5割が正常に機能していない状態だったと、あとから知りました。

心筋梗塞の発生位置や、近所に病院があって適切な治療をしていただけたことなど、今生きていられるのは、幸運に恵まれたおかげです。再発を防ぐためにも、今までの生活を改善していけるよう、努力を続けていきます。

管理人のまとめ

ヘビースモーカーメタボ、好物である油ものの食べ過ぎによるコレステロール値の上昇仕事のストレスと、いつ心筋梗塞が起こってもおかしくない状態ですね。

昔から体の丈夫さにだけは、自信をもっていたようですが、心筋梗塞にウィルスへの免疫力は関係ありません。「風邪を引いたことがない」「入院したことがない」という人でも、長年の不摂生な生活が蓄積すると、心筋梗塞を発症する可能性があるのです。

少しでも、可能性があると感じた人は、今日から予防を心がけてみてください。何も難しいことはありません。動脈硬化に効果的な成分を積極的に取り入れたり、喫煙や運動不足など、日々の行動を少し見直すだけです。このサイトでは、心筋梗塞の予防に役立つ知識をまとめて紹介しているので、そちらもぜひ参考にしてください。

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