適度な運動を心がける

こちらのページでは、心筋梗塞の予防や再発防止のために運動をすすめる理由と、簡単なトレーニング方法についてまとめています。

運動が心筋梗塞の予防になる理由

生活習慣の見直しで、新たに取り組むべきなのはやはり運動です。継続して運動を行うことで、以下のようなメリットがあります。

肥満を予防できる

肥満は、動脈硬化を進行させる高脂血症高血圧糖尿病のリスクを高め、心筋梗塞を引き起こす可能性が高くなります。

日常的に適度な運動を取り入れ、肥満を改善することによって、心筋梗塞の発症リスクが下がるのです。

心肺機能を強くする

心肺機能を強くすると、心臓と肺の機能が強化されます。血液の流れが良くなると、血圧を正常に保てるようになって高血圧が改善され、心筋梗塞の要因のひとつである動脈硬化を予防できます。

日常に取り組みたい有酸素運動

心筋梗塞を予防するために取り入れる運動は、十分に酸素を取り込みながら時間をかけて行う「有酸素運動」が効果的です。すでに心疾患などがある場合は、医師に相談して自分に合った運動を習慣化しましょう。

通勤途中にプチトレーニング

疾患がある人でも、通勤途中に電車の中で軽いトレーニングを取り入れることが可能です。その方法とは、つま先立ちと上半身伸ばし。

つま先立ちは、特に足の親指に力を入れて行うことで、ふくらはぎの内側の筋肉も刺激することができます。やりすぎると足がつってしまうので、合間にかかと立ちをして筋肉をリラックスさせるのも忘れないでくださいね。初めは少しふらつくこともあるので、まずはひと駅の距離からチャレンジするのがおすすめです。

上半身伸ばしは、つり革や網棚のパイプにつかまって上半身を伸ばすだけ。このとき、いろいろな姿勢で15~20秒ほど腕や肩を伸ばしてみましょう。ストレッチに近いので、あまり難しくなく、続けやすいトレーニングです。

やりすぎは禁物!適度な運動を心がけましょう

まずは軽く運動をやってみる、という気持ちが大事です。適度な運動は、心臓を鍛えて機能を向上させます。

しかし、筋トレや短距離走といった「無酸素運動」は、瞬間的に激しい動作をするため、心臓に大きく負荷がかかり、血圧上昇につながる恐れがあります。運動を取り入れるなら、ウォーキングジョギング水泳サイクリングなど、軽めの運動で、一定時間身体を動かす「有酸素運動」の方がベター。まずは、有酸素運動の中でも、手軽に始められるウォーキングやジョギングから行うのがおすすめです。心筋梗塞の予防や再発防止にもつながるので、今のうちに運動を習慣化させておきましょう。

注意しておきたいのは、たとえ有酸素運動であっても、やりすぎは心臓によくないということ。心臓の負担になりすぎない程度に、運動を継続させるのが望ましいとされています。肥満気味だったり、心筋梗塞を経験されていたりする方が運動を取り入れる場合は、必ず医師と相談した上で行ってくださいね。