摂りたい食材(4)海藻類

高血圧や動脈硬化など、さまざまな要因で発症する心筋梗塞。ときには、脳卒中や腎障害などの合併症を引き起こす可能性もあり、大変危険な病気です。

発症のリスクを抑える方法の1つとしては、血圧の上昇を抑えること。ここでは、血圧の低下に効果的な海藻類を、厳選してご紹介します。

高血圧には海藻!3つの成分で効果テキメン

血圧上昇には海藻が効く、という話は古くから言われているもので、多くの民間療法にも活用されてきました。近年の研究で、これは海藻に含まれる「アルギン酸」によるものであることが、明らかになっています。

アルギン酸は水溶性植物繊維の一種で、血中のナトリウムを排出する効果を持つ成分。同じ効果を持つカリウムとの相乗効果があり、ほかの水溶性植物繊維に比べても、高血圧の改善が見込めます。

また、ほとんどの海藻に含まれている「フコイダン」も、血圧の低下に有効。血糖値の上昇を抑えたり、肝機能を向上させたりと、生活習慣病への効果も期待されている成分です。

ほかにも、アミノ酸の一種である「ラミニン」は血管壁を丈夫にして傷つかないようにする働きがあり、脂質がたまりにくくなります。

【厳選】高血圧に効果的な海藻

わかめ

血圧低下に効果的な、アルギン酸とフコイダン、ラミニンなどの成分が、豊富です。おみそ汁に入れて食べる人が多いですが、その際には塩分のとりすぎに注意。野菜を多く入れるなどして、減塩を心がけましょう。また、天日干しのものは、生や乾燥したものよりも、栄養が凝縮されているのでおすすめ。

昆布

高血圧の予防となる、アルギン酸とフコイダンに加えて、グルタミン酸やミネラルが豊富に含まれています。主にダシに使われますが、使用後は煮物にして食べると、栄養素をムダにすることがありません。食物繊維やビタミンも多いため、体調管理にも適しています。

ひじき

ひじきに含まれる、カリウムや鉄分、ビタミンなどが、血圧上昇を抑制してくれます。さらにコレステロールの吸収を防ぎ、傷ついた血管を修復させる効果も。煮物はもちろん、乾燥ひじきを水で戻した後に茹でるだけでも、十分な成分を摂取できます。

海苔

カリウムや食物繊維、ミネラルや鉄分が豊富です。それにより、血液をサラサラにしたり、血圧を下げたりする効果が見込めます。味付け海苔は塩分が多いので、普通の海苔を食べるようにしましょう。おにぎりに巻く、または野菜の付け合わせにするなど、1枚でも効果が期待できます。

全体的にカロリーが低いので、食べ過ぎを心配しなくても良いところも、高ポイント。

管理人のまとめ

海藻には、血圧を下げる成分はもちろん、疲労回復や免疫力向上につながる栄養素が、豊富に含まれています。コレステロールや血糖値の上昇も抑えられるので、肥満になる心配も少ないでしょう。

高血圧が気になりだしたら、意識して海藻を摂るようにしてみましょう。

みそ汁をつくるときは、具にわかめ、出汁に昆布を使用。出汁を取り終わった昆布は、煮物にし、おかずとして食べるなど、日々の食事に少しずつ取り入れていけば、無理なく栄養素を摂取できますよ。