食事の内容や栄養を見直す

このページでは、心筋梗塞や狭心症、不整脈などを予防するために摂るべき栄養素についてまとめてあります。

心筋梗塞や狭心症の予防には食事で摂るべき栄養素の見直しが必要

心筋梗塞や狭心症、不整脈といった血管病を予防するためには、血管と血液の健康を維持するための栄養素をしっかり摂れる食事内容に改善する必要があります。またアルコールや甘いもの、脂っこい食べ物、ジャンクフードなどを好む食習慣がある人は、まずその食習慣を少しずつ変えていかなければ心筋梗塞の予防は難しいといえます。

心筋梗塞や狭心症を引き起こす要因に直結する肥満、高血圧や糖尿病、脂質異常症(高コレステロール血症)などの生活習慣病を避けるためには、脂質・糖分・塩分などを控えめにして、ビタミンやミネラルを含めてバランスの良い食事を心掛けることが大切です。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」でも、より多く摂取すべき栄養素として、以下の4つをピックアップしています。

カルシウム

心筋の動作に不可欠な成分。

カルシウムが不足すると、血栓ができやすくなります。

カリウム

心筋を動かす電気信号を起こして、心臓の動作を調節する成分。

食物繊維

血管の炎症を抑制する作用があり、心筋梗塞のリスクを抑えます。

オメガ3系脂肪酸

青魚に豊富に含まれるEPAには、悪玉コレステロールや中性脂肪を下げる効果があることがわかっています。純度100%のEPA製剤は脂質異常症(高脂血症)の治療薬として使われています。

適切な水分摂取も予防にひと役買う

また、起床時には体内の水分量が減少して脱水症状に近い状態になり、血液の粘度が上がってしまうケースがあります。血液の質が悪くドロドロの場合は水分摂取に気をつけましょう。

特に寝起きにコップ1杯程度の水を飲むようにすると良いといわれています。

抗酸化食品も心筋梗塞の予防に重要

心臓疾患も含めて、生活習慣病の多くは、活性酸素によるものと言われています。

活性酸素が増えると、細胞が老化したり劣化したりするため、それを抑えるのが抗酸化物質の役割。

ポリフェノールカロテノイドなどのフィトケミカルビタミン類が抗酸化物質です。以下にその成分を含む、代表的な食品を紹介します。

代表的な成分を含まれる食品を紹介します。

ビタミンC

水溶性で血液中の抗酸化作用によって、毛細血管などの劣化・損傷を防ぎます。

イチゴやレモンなどのフルーツ、キャベツブロッコリーなどの野菜に多く含まれています。

ビタミンE

脂肪の酸化を防いで、血管の健康を維持する働きがあります。

ナッツ類や大豆、カツオなどに豊富に含まれています。

ナットウキナーゼ

血栓溶解を促進する成分で、納豆に多く含まれています。

ペクチン

食物繊維の一種で、動脈硬化の予防が期待できます。

リンゴなどのフルーツに豊富です。

次のページから、心筋梗塞を予防するために「摂取したい食材」を紹介していきます。野菜類や果物類など、ジャンル別に紹介していますので、今後の食事の参考にしてみてください。