摂りたい食材(3)野菜類

心筋梗塞は、心臓の周囲にある冠動脈が詰まり、心筋が壊死することで引き起こされます。長年の運動不足や食生活の乱れによって、そのリスクが高まる危険も。

主に高齢の方が発症しやすいですが、若い方でも急性心筋梗塞を発症する可能性があるため、油断はできません。

血液がドロドロだと動脈硬化が起きやすくなるので、予防するためには食生活から見直すことが必要です。このページでは、心筋梗塞に効果的な野菜について、成分や効果、摂取の方法をお教えします。

野菜で血液をサラサラに

心筋梗塞を予防するには、血液をサラサラにする必要があります。多くの栄養素を含んでいる野菜は、その改善に効果的。肥満糖尿病などの生活習慣病を防ぎ、動脈硬化が起きにくい体にしてくれます。特に玉ねぎや緑黄色野菜には、ケルセチンやビタミンAが多く含まれ、その効果も高めです。

動脈硬化の原因と言われているものに「血管内皮細胞機能の低下」がありますが、実際、玉ねぎに含まれる成分が抽出されたエキスを摂取すると、この機能の低下を防げる、という実験結果が得られています。さらに、血管の広がりがみられ、血液がスムーズに流れるようになったことも、わかっています。

他にも、緑黄色野菜は活性酸素を除去する効果が高く、心筋梗塞や動脈硬化の予防に効果的です。

心筋梗塞を予防したいなら、この野菜!

玉ねぎ

サラダにスープに、炒め物にと活躍の幅が広い、玉ねぎ。常備してある家庭も多いはず。そんな玉ねぎは、心筋梗塞にも効果の高い野菜です。

その理由は、玉ねぎに多く含まれる「硫化アリル」が、血糖値やコレステロール値を抑制する働きをもつため。これは、玉ねぎ独特の刺激臭を生み出しているもので、切って調理することによって、効率よく摂取することができます。

また、他にも「ケルセチン」と呼ばれる、ポリフェノールの一種が、血流改善や悪玉コレステロールの抑制に有効。中身に約60mg、外皮に1,200mg含まれていると、言われています。ただ、とりすぎると腎臓障害を引き起こす可能性もあるので、1日1個程度が理想です。

硫化アリルとケルセチンは、水に溶けやすく熱に弱いという弱点があるため、調理方法には要注意。切った後は水にさらさず、そのまま15~30分ほど放置しておきましょう。そうすることで、成分がより壊れにくくなります。トマトやニンジンと一緒に食べることで、より効果的に成分を摂取できるため、ミートソースやスープにして食べるのもおすすめです。

緑黄色野菜

ニンジンやホウレンソウ、カボチャやトマトなど、カロテンを多く含む野菜を、緑黄色野菜と言います。このカロテンがビタミンAに変化することで、活性酸素が取り除かれ、心筋梗塞予防に効果を発揮します。

1つ注意していただきたいのが、カロテンをビタミンAに変化させるには、鉄分の摂取が必要なこと。レバーやあさりなどを一緒に食べるようにして、うまく摂取するようにしましょう。

特に卵は、他の食材に比べ、吸収率の高い鉄分を含んでいるので、緑黄色野菜よりも先に食べると、より効果が期待できます。

管理人のまとめ

玉ねぎや緑黄色野菜を定期的に摂ることは、心筋梗塞の予防につながります。実際、一度発症した人が玉ねぎを食べ続けた結果、再発のリスクが消えたという事例も。

玉ねぎは多くの料理に取り入れられるので、飽きることなく摂取できますね。

さらに、食材の組み合わせを変えることで、疲労回復や冷え性、がんの予防など、さまざまな悩みを解消できる効果もあります。できるだけ多くの食材と、一緒に食べるのがおすすめです。

楽しく食事をして、無理なく健康的な体を作り上げましょう。