心筋梗塞の再発

心筋梗塞の再発とは

一度心筋梗塞を発症した方の場合、心筋梗塞を再発する確率はとても高いと言われています。再発リスクは年齢や生活習慣、急性心筋梗塞発症時に施した治療方法などによっても左右されます。
例えばバルーンカテーテルによる治療を受けた患者さんの場合、約3〜4割で再発(再狭窄)します。

風船治療では、せっかく狭い部分が広がっても30~40%程度の患者さんでは再び狭くなってしまいます。これを再狭窄といいます。普通は治療後3か月以内に起こることが知られています。逆にいうと、3か月の時点で再狭窄がなければ、おおむね治癒したと判断します。
ステント治療はこの風船治療の欠点を補う方法で、再狭窄率は20%前後になります。

出典: 国立循環器病研究センター|循環器病情報サービス「[44] カテーテル治療の実際」

退院後の治療について

一般的に心筋梗塞の治療は急性期・回復期・維持期の3フェーズに分けられます。退院は、回復期以降の期間に行われる治療を指します。
急性心筋梗塞の急性期治療後、早い方では2週間後には退院となります。退院後は、運動療法に基づくリハビリや外来通院による予後管理が行われます。リハビリ開始から半年ほど経つと、維持期に以降します。維持期は生涯続くもので、この期間中も運動療法などによって社会復帰や日常生活への復帰を目指します。

退院後に気をつけるべきこと

心筋梗塞の退院後は、胸骨を切断するバイパス手術を受けた後であれば胸骨がつながるまでは胸に負担がかかるような行動・動作は控えましょう。例えば布団の上げ下ろしや重い荷物を持つ、満員電車に乗るなどがそれに当てはまります。

また、再発予防のためにも禁煙や食生活の改善、運動などは欠かせません。

患者が病前に行っていた社会的・経済的地位を再び確保することが心リハの目標である。〜中略〜再発の予防の面から関連する因子をあげると、喫煙、食生活、運動がある。〜中略〜退院して日常生活に戻ると運動の維持が継続できない状況にあると言える。1日の歩行距離は最低1kmは必要と言われているが1km以上歩いていた人は33%しかなく運動能力の低下が懸念される

出典: (PDF)『217. 心臓リハビリテーション実施患者の退院後の生活状況について』理学療法学Supplement,1998[PDF]

心筋梗塞の再発リスクが高い人とは

心筋梗塞は再発するリスクがある病気です。では、いったいどんな人が心筋梗塞の再発を起こしやすいのでしょうか?急性心筋梗塞の治療方法別にリスク要因や再発リスクがどのくらいあるのかについて詳しく解説します。ぜひ、参考にしてみましょう。

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心筋梗塞の再発を予防するには?

急性心筋梗塞で一命を取り留めたとしても、安心してはいけません。心筋梗塞の再発率は決して低くなく、きちんと再発予防をする必要があります。心配しすぎも良くないですが、再発防止策としてどんなものがあるのか正しい知識を身につけましょう。

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心筋梗塞の再発からの死亡率

心筋梗塞で一命を取り留めたとしても、再発のリスクはゼロではありません。もしも再発してしまった場合、いったいどの程度の死亡率になってしまうのでしょうか。また、再発しないために、そして再発して命を落とさないためにする方法はどんなことがあるのでしょうか。疫学研究などを参考にしながら、心筋梗塞を再発した場合の死亡率について考えてみましょう。心筋梗塞の再発予防のためにも、基本的な知識をぜひ身につけてください。

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心筋梗塞の再発率とは?

心筋梗塞は、発症後の生活習慣や治療法によっても再発率が変わります。今まで心筋梗塞を発症したことがない方と比べると、10倍以上も発症リスクが高くなると言われる心筋梗塞。再発率をできる限り下げて、健康な毎日を過ごすためには、いったいどんなことを心がければいいのでしょうか?統計的な再発率や再発しやすい人の特徴や、なぜ再発してしまうのか、などを考えながら、再発予防に必要な知識を身につけ、再発防止に努めましょう。

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