心筋梗塞のリスクについて知る

ある日突然心臓発作を起こしてしまうかもしれない、という不安。

心筋梗塞や狭心症、心室細動を伴う不整脈などの心疾患は、突然発作に見舞われて死に至ることもある恐ろしい病気です。前兆や予兆のない急性心筋梗塞も多く、健康な20代や30代で発症することもあります。ここでは、心筋梗塞が起こる原因や症状、狭心症などの発作が起こる前兆や予兆、再発のリスクなどについてくわしく説明していきます。

心筋梗塞や狭心症など心臓の病気は中年や高齢者だけがかかる病気だと思っているかもしれませんが、高血圧や糖尿病などのいわゆる生活習慣病の若年化が問題になっていることをご存知でしょうか。40~50代で仕事でも家庭でも責任の重い中年層に発症しやすいことは確かですが、現代では30代や20代でも発症することが増えてきています。

元日本代表として活躍した松田直樹選手は練習中に突然倒れ、急性心筋梗塞で34歳という若さで亡くなりました。また記憶に新しいところでは、10代のアイドルが致死性不整脈で亡くなるという痛ましい事例もあります。まだ若いから大丈夫、具合の悪いところはどこもないから心配ない・・・と過信すべきではありません。心筋梗塞はある日突然、誰の身にも起こりうるこわい病気なのです。

心筋梗塞とは?

心筋梗塞とは、動脈硬化や血栓などにより心臓に血液を供給する冠動脈が完全に塞がって心筋に血液が届かず、心筋が壊死してしまう病気のことです。発症してから3日以内の心筋梗塞は急性心筋梗塞と呼び、素早い処置と治療が必要になります。また発症から30日以上が経過して壊死した心筋が繊維化した状態は、陳旧性心筋梗塞と呼びます。

心筋梗塞や狭心症など心臓に血液がうまく供給されなくなる心疾患は、虚血性心疾患とも呼びます。心臓発作といえばわかりやすいですが、正式な疾患名となると少し混乱することもあると思います。そこでここでは心筋梗塞とはどのような病気なのか、わかりやすくまとめました。

心筋梗塞とはどのような病気?>>

心筋梗塞の前兆や予兆を知ろう

心筋梗塞の主な症状には、激しい胸の痛み吐き気呼吸困難冷や汗などがあります。ただし心筋や神経の壊死によって心筋梗塞の前兆となる痛みを感じなくなることもあるので、高齢者や糖尿病患者は特に注意が必要です。

心筋梗塞や狭心症の前兆や予兆にはどのようなものがあるか、具体的な症状をまとめてありますので、ご自分に当てはまるものがないかチェックしてみてください。

心筋梗塞の前兆や予兆をチェックする>>

心筋梗塞を引き起こす原因

心臓は1日に8,000リットルもの血液を運び、酸素や栄養を全身にめぐらせる重要な働きを持っています。心筋細胞の一部が壊死したことにより血液が十分に循環しなくなると、突然死のリスクも高まります。

心筋梗塞の原因にはいろいろありますが、遺伝的な要素や心筋梗塞のリスク要因となる生活習慣、肥満、喫煙などが危険因子であることがわかっています。

このページでは心筋梗塞や狭心症の原因にはどのようなものがあるか、原因を作らないようにするためには何をすべきかについてまとめています。

心筋梗塞を引き起こす原因とは>>

心筋梗塞の治療法

心筋梗塞や狭心症を発症してしまったら、なるべく早く適切な治療を受ける必要があります。心筋梗塞・狭心症のおもな治療法には、薬物療法・カテーテル治療・冠動脈バイパス手術があります。場合によっては心臓にペースメーカーを付ける場合もあります。

薬物療法では細くなった血管を拡張したり、ドロドロの血液で冠動脈の血流が滞らないようにする治療法。カテーテル治療とは、細い管を冠動脈に入れて直接血管を広げる治療法です。バイパス手術は、塞がった血管はそのままに、代わりの血管を移植して血流の通り道を作る治療法です。

心筋梗塞の治療法にはどのようなものがある?>>

心筋梗塞再発のリスク

狭心症や心筋梗塞を起こした人のうち、どのような人が再発しやすいのでしょうか。治療法によってどれくらい再発率が異なるのか、どうすれば心筋梗塞の再発率が下がるのか、まとめました。

さらに再発リスクを下げるための運動療法や食事療法のポイント、再発リスクが高まる生活習慣との合併リスク「心筋梗塞二次予防に関するガイドライン」についても調べています。

心筋梗塞の再発リスクが高い人とはどのような人なのか、気になるかたは必見です。

心筋梗塞の再発リスクが高い人をチェック>>

心筋梗塞の後遺症や合併症

心筋梗塞を発症したとしても、約70%の方が一命を取りとめ回復しています。しかし、一度壊死した心筋は二度と再生しないため、生き残った心筋が壊死した心筋の分まで働かなくてはなりません。

壊死した範囲が広い心臓は、血液を送り出すポンプの力が弱まってしまうため不整脈や狭心症などを引き起こしやすくなってしまいます

心筋梗塞の後遺症や合併症にはどのようなものがあるか、致死性不整脈など突然死を伏せぐためにできることとは何か、まとめました。

心筋梗塞の後遺症や合併症にはどのようなものがある?>>

心筋梗塞予後の注意点

心筋梗塞や狭心症を発症した場合、どれだけスピーディに治療できるかによって、回復の見込みなどの予後に違いが出てきます。処置が早ければ早いほど、回復も早く後遺症も少ないのです。

ここではどうすれば心筋梗塞の予後を良好なものにできるか、まとめました。「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」「心筋梗塞発症率危険度予測スコア」などについても紹介しています。

心筋梗塞の予後に気をつけるべきポイントとは>>

心筋梗塞や狭心症に関するQ&A

ワインを飲めば心筋梗塞になりにくい? 糖尿病患者は心筋梗塞を起こしやすい? 知っているようで実のところ本当はどうなのかわからない、ということがいくつもありますよね?

ワインコーヒーが、本当に心筋梗塞予防にひと役買ってくれるのか、心筋梗塞の前兆で歯が痛くなるというのは本当なのか、心筋梗塞や狭心症に関する疑問にお答えしています。

心筋梗塞や狭心症に関する疑問を解決!>>

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