心筋梗塞とは?

心筋梗塞とは、どんな病気なのでしょう?このページでは、心筋梗塞という怖い心臓の病気についての基礎知識をまとめています。

心筋梗塞ってなに?

「心筋梗塞」とは、心筋に血液を供給している冠動脈という血管が血栓により狭まる、あるいは塞がってしまう(梗塞)ことで、心筋への血流が滞ってしまった状態を言います。

心筋梗塞を起こしたまま放置すれば、血流がなくなった部分の細胞は壊死し、心臓は停止してしまいます。

死に直結する重大な病気が「心筋梗塞」です。

「心筋梗塞」を起こした場合、一刻も早い医師の処置が必要になります。

冠動脈ってどこにあるの?

では「冠動脈」とはどのような血管なのでしょうか?

正式名称は「冠状動脈」といい、心臓の周りをぐるりと取り囲むように走る血管です。その状態が王冠を連想させるために「冠状動脈」と名付けられたそうですが、人間の体の中でも最重要な血管に当たるため、ぴったりのネーミングと言えます。

冠動脈は、心臓から出ている太い大動脈の根本から左右に分かれ、1日も休まずにポンプ運動を行う心筋に酸素栄養分を送っています。

この冠動脈が詰まる原因は、簡単に言うと、動脈硬化と冠動脈の内側の壁に、脂肪のかたまりが蓄積されることが主因のようです。

長い時間をかけて、徐々に脂肪のかたまりが蓄積し、結果として心筋梗塞に至ることが多いと言われています。体調に異変が感じられる何らかの前兆や、高血圧糖尿病肥満などの健康問題を抱えている人が多いようです。

心筋梗塞の危険因子である、上記のような健康問題を抱えている人は、医師の指導に従い、事前に心筋梗塞の危険を回避することが大切です。

とっても怖い「急性心筋梗塞」

ところが、高血圧や糖尿病、肥満などの危険因子がまったくないにも関わらず、起こる心筋梗塞があります。

これを「急性心筋梗塞」といい、心筋梗塞を起こした人の約3人に1人は急性心筋梗塞だという報告もあります。

突然起こる激しい胸の痛み、もしくは締め付けられるような痛みがある場合は、急性心筋梗塞かもしれません。

我慢せず、すぐに救急車を呼びましょう。

「心筋梗塞」は、短時間で命に関わる恐ろしい病気です。

危険因子がないから大丈夫と思っているあなた。ご自身の体と家族を守るためにも、知識として知っておくことは、非常に重要ですよ。

あわせて知りたい「陳旧性心筋梗塞」

心筋梗塞は発症からの時間が経過するにつれて、症状の重症度や治療法が変化します。発症から1ヶ月経過した場合は「陳旧性心筋梗塞」と呼ぶのです。

発症すると激しい胸の痛み圧迫感を感じ、同時に吐き気呼吸困難も起きます。しばらくすると症状は安定しますが、通常よりも心臓への負担が大きくなります。

そのため、心筋梗塞が再発しやすくなり、動脈硬化や心不全を引き起こす可能性もあると覚えておきましょう。

治療法は、再発を予防するものになります。動物性脂肪を控え、禁煙・運動不足などの生活習慣を改善してください。