カロテノイド

このページでは、血液をサラサラにするなど、高い健康効果と心筋梗塞予防効果が認められる成分・カロテノイドについて情報をまとめています。脂質異常や高血圧などの症状が気になっている方も、ぜひチェックしてください。

カロテノイドとは

カボチャやトマト、ニンジンなどの野菜を見ていると「それぞれが何て鮮やかな色なのだろう」と思いませんか?カロテノイドは、自然界に存在する黄色や赤色の色素の総称です。しかし、ただ色を与えているというだけでなく、強い抗酸化力を持つことが、近年の研究でわかってきました。

カロテノイドには600以上の種類があります。最も有名なのは、人体でビタミンAに変換されるβカロテンですが、ほかにも有用なカロテノイドが数多く存在しています。人体では生成できないので、積極的に摂取していきたいものです。

コレステロールに働くカロテノイドの種類

カロテノイドには数多くの種類があり、人体に有用な働きをするものも数多く存在しています。このページでは以下に、血液サラサラ効果や動脈硬化予防などに優れたカロテノイドの情報を紹介していきましょう。

リコピン

私たちの食卓へ日常的に登場する野菜・トマトには、ビタミンやカリウムなど、数多くの栄養素が含まれていることが知られています。その中でも最も有用な栄養素と言われるのが、トマトを赤く染める色素・リコピン。同様に中身の赤い果実・すいかにも含まれています。

リコピンはカロテノイドの一種なので、優れた抗酸化作用を持っているのですが、中でも血管内で悪玉コレステロールが酸化し、血栓になるのを防いでくれます。リコピンを積極的に摂取することで、血液がサラサラになるのです。

また代謝を活性化させて肥満を予防したり、活性酸素を除去して肌荒れを防ぐなど、女性にとってうれしい働きを数多くもたらす栄養素なのです。

アスタキサンチン

アスタキサンチンも自然界に存在している色素ですが、こちらは植物ではなく、魚介類の色付けに活躍しており「海のカロテノイド」と呼ばれます。サケやイクラ、カニ、エビなどがオレンジ~赤色なのは、アスタキサンチンを含んでいるからです。

アスタキサンチンはカロテノイドの一種なので、優れた抗酸化作用を持っているのですが、中でも血管内で悪玉コレステロールが酸化し、血栓になるのを防いでくれます。リコピン同様、アスタキサンチンを積極的に摂取することで、血液がサラサラになるのです。

また身体のすみずみにまで行き渡りやすい栄養素なので、眼や筋肉などの疲労回復にも役立ちます。さらに紫外線を浴びた肌の光老化を抑制する働きも報告されていますので、要注目です。

フコキサンチン

フコキサンチンは自然界に存在している色素ですが、植物の中でも海藻類にしか含まれていません。ちらっと見るだけでは皆同じ色に見える海藻ですが、実は色調により4種類に大別されています。フコキサンチンは「褐藻類」と呼ばれる海藻の色付けをしている色素で、コンブやワカメなどに含まれています。またこれらを食べる牡蠣やホヤなどの魚介類にも含まれます。

フコキサンチンカロテノイドの一種なので、優れた抗酸化作用を持ち、体内の活性酸素除去に役立ちます。それだけでなく脂肪を分解して熱を発生させ、体内に溜め込まれた余分なエネルギーを消費させる働きがあります。このため肥満防止や、動脈硬化を総合的に予防するために、非常に有用です。

さらに糖の代謝を促進させる力があるため、心筋梗塞などの直接的な原因となる、糖尿病予防にも、優れた力を発揮してくれます。