ビタミン

ひと口にビタミンと言っても、さまざまな種類があります。「野菜に多く含まれているビタミンCが身体に良いことは知っているが、そのほかはどんな働きがあるのかわからない…」、という人も多いのではないでしょうか。

以下に各種ビタミンが発揮する「血液サラサラ効果」を紹介していきますので、ぜひ確認を。また食材の情報も併せて記載していますので、食生活改善の一助にしていただければと思います。

ビタミンC

ビタミン類の中でも、高い抗酸化作用で知られるのがビタミンC。アンチエイジングを目指すサプリメントや、コスメなどにこぞって配合されています。

ビタミンCには、善玉コレステロールの生成を促す作用があるため、血流改善へ貢献してくれます。また血圧や血糖値を低下させる作用、ストレスに対抗するためのホルモン分泌促進など、動脈硬化予防のために多彩な働きを見せてくれる成分です。

ビタミンCは、植物性の食材に多く含まれています。さつまいも、ピーマン、小松菜といった野菜やレモン、グレープフルーツ、キウイ、オレンジ、イチゴなどの果物は積極的に摂取してください。また意外なところでは、緑茶にも多く含まれています。

ビタミンE

ビタミンEは、ビタミンCと同じく高い抗酸化作用があることで知られています。このため、ふたつのビタミンを同時に摂取すると、相乗効果が期待できます。

ビタミンEには、赤血球を柔らかくする働きがあります。血液内の成分としては比較的大きめな赤血球が柔軟化することで、身体のすみずみにまで栄養素が行き渡りやすくなります。また血栓の発生や、血中のコレステロール酸化を抑制する効果も高いなど、動脈硬化予防のために多彩な働きを見せてくれる成分です。

ビタミンEは、植物性の食材に多く含まれています。アスパラガス、春菊、ニラ、ヘーゼルナッツといった野菜や、キウイなどの果物は積極的に摂取してください。また魚介類の中では、サバにも多く含まれています。

ビタミンB1

ビタミンB1は体内に摂り入れられた糖質を分解してエネルギーにする際に必要な、補酵素。不足すると体内に疲労物質が溜まってしまいます。糖質の多い食生活やストレス、飲酒により不足するので、注意が必要です。

ビタミンB1は、上記のように糖質の分解を助けながら、血液のサラサラ化にも貢献しています。糖分が血中に溜まると、血液はドロドロになってしまうからです。マグネシウムと一緒に摂取すると、さらに効果は高まるとも言われています。

ビタミンB1は、さまざまな食材に含まれます。肉類なら豚肉やレバー、魚介類ならカツオやウナギ、そして植物なら玄米や大豆、ピーナッツなどです。卵(卵黄)にも多く含まれていますよ。

ナイアシン(ビタミンB3)

ナイアシン(ビタミンB3)は、ビタミンB1と同じく体内に摂り入れられた糖質を分解してエネルギーにする際に必要な、補酵素。不足すると体内に疲労物質が溜まってしまいます。皮膚や粘膜の健康維持を助ける役割も持っていますよ。

ナイアシンは、上記のように糖質の分解を助けながら、血液のサラサラ化にも貢献しています。糖分が血中に溜まると、血液はドロドロになってしまうからです。また血圧を安定させたり、血中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす効果も期待できます。

ナイアシンは、さまざまな食材に含まれます。肉類なら鶏肉やレバー、魚介類ならカツオやサバ、タラコ、そして植物ならきのこ類や緑黄色野菜、豆類です。

葉酸(ビタミンM)

葉酸(ビタミンM)は、血液内の赤血球の形成に関わる栄養素です。また妊娠中の女性の胎児の発育にも有用で、葉酸を十分に摂取していると、先天性異常発症の確率がグッと低下するそうです。

葉酸には、血液サラサラ効果も期待できます。動脈硬化を進行させる、血液中の悪玉成分・ホモシステインを減少させるからです。ホモシステインは加齢により血中濃度が増加すると言われていますので、中高年以上の方は特に積極的に摂取したいもの。

葉酸は、ほうれん草から発見されたビタミンです。ほかにも菜の花や枝豆、アスパラガス、納豆にも含まれます。果物ならいちごやマンゴー、肉類ならレバー、そして牛乳や卵黄にも含まれていますよ。